神谷太郎物語

銀行員に「あの白服の人」と覚えさせた瞬間から、私の快進撃は始まった。

「神谷さん、なぜいつも白い服なんですか?」
不動産投資の世界に入ってから、一番多く聞かれた質問です。


45歳まで年収480万円の用務員だった私。
当時の私は、誰からも見向きもされない、社会の歯車の一つでした。


そんな私が、数千万、数億の金が動く世界で戦うと決めた時、真っ先に考えたのが「いかにして相手の心に爪痕を残すか」でした。


多くの人は、銀行へ行くときに「失礼のないように」と無難な背広を選びます。
しかし、それでは100人いる大家の中の一人で終わってしまう。


私は、その他大勢の「おじさん」から脱却し、銀行からも、売り主からも「選ばれる人間」になる必要があったのです。


白服を纏う。
それは単なるファッションではなく、私の「退路を断つ覚悟」の証明でした。


「用務員ごときが何を変な格好をしているんだ」
そう思われても構わなかった。
実績もスキルもゼロでしたが、なぜか「自分ならやれる」という確信だけはあった。
そのエネルギーを白服に乗せて、私は体当たりで銀行の門を叩き続けました。


不動産投資は、最終的には「人」と「人」の勝負です。
スペックや数字だけで判断される場所から、いかにして「神谷だから貸したい」と思わせる場所へ自分を連れていくか。


あなたがもし今、何かの壁にぶつかっているのなら、一度「無難」を捨ててみてください。


覚悟を決めた人間には、必ず誰かが手を差し伸べてくれます。

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